U系はクセが凄い!! 幻のヴォルク・ハンvs鈴木みのる舞台裏■金原弘光

伝説のプロレス団体UWFインターナショナルでデビューして、キングダム、リングス、PRIDEと渡り歩いた日本格闘技の生き証人金原弘光が格闘技界黎明期を振りかえる連載インタビュー。今回のテーマはU系はクセが凄い!! 幻のヴォルク・ハンvs鈴木みのる舞台裏です!

 

 

――今回は自主興行の舞台裏についてうかがいます。


金原 自主興行ね。デビュー20周年記念興行とMMA引退試合興行で2回後楽園ホールやったよ。


――後楽園規模の自主興行をやるのは大変ですよね。


金原 大変だよ〜。まず予算を決めるでしょ。そして選手の日程を合わせないといけない。鈴木(みのる)さんが出てもらったけど、鈴木さんは新日本に参戦していたから、休みの日がなかなかない。その中で後楽園ホールが空いてる日を探す。選手の日程がわからないのに長州さんみたいに「東京ドームを押さえろ!」というわけにはいかないからね(笑)。


――新日本とUインターの東京ドーム対抗戦! あの電話会談の前にドームは押さていたようですが……(笑)。後楽園ホールはすんなり借りれるんですか?


金原 俺の場合は会社を持ってなかったら、DEEPの佐伯(繁)さんを通して借りた。


――金原さん、DEEPに出ていましたもんね。興行を初めてやってみて何が一番大変でした?


金原 外国人選手の交渉かなあ。メールでやりとりしたんだけど、これが本当に大変で。あと外国人選手はビザを取らないといけないでしょ。飛行機やホテルを押さえてといけないし、成田空港まで送り迎えをしなきゃならない。


――送り迎えも金原さんがやったんですか?
 

金原 やったよぉ(笑)。


――団体と違ってスタッフがいるわけじゃないですもんねぇ。


金原 1回目のときはダン・スバーンやビリー・スコットが出たでしょ。Uインター系だから高田(延彦)さんに「使わせていただきます」って挨拶したんだよ。


――ええええええ!? Uインターは消滅して10年以上経っていたし、高田さんが彼らを使う予定もないのに?(笑)。


金原 それでも挨拶しないといけないんですよ。高田さん本人とは話ができなかったけどね。高田道場まで足を運んで関係者の方に報告して。あとUインターの取締役だった鈴木健さんにも挨拶に行ったんだよ。挨拶しないと「勝手にダン・スバーンとビリー・スコットを使ってる!」という話になっちゃうんだよね。

 

 

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